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CASE STUDY

導入事例

米飯加工

手毬寿司(大阪府)

手毬寿司の特徴はかわいいだけではありません。実は、冷凍のおすしなのに、自然解凍でおいしく食べられるという点が大きなポイントなのです。

冷凍ずしはあちこちのメーカーで商品化され、すでに世の中に出回っているのですが、ほとんどの商品はシャリの部分だけを蒸したり、電子レンジで温めたりしなければなりません。それは、冷凍したごはんを自然解凍すると、パラパラになって食べられなくなってしまうからで、それが冷凍ずしという商品の大きな課題でした。

この問題を解決したのがプロトン凍結機という特殊な冷凍機です。
冷凍「祝い膳」という商品は、このプロトン凍結なしには実現しなかったというわけです。
奈良コープ産業様は、奈良の名産「柿の葉寿司」の製造・販売を、事業のひとつの柱にされているのですが、そのためにいち早くプロトン凍結を導入されました。生の柿の葉ずしは、作ってから2日間しか日持ちしません。

以前、北海道に送ったところ、雪で道路が通行止めになったため商品の到着が1日遅れてしまうという事件があったそうです。着いた時にはすでに賞味期限が切れており、全て廃棄処分にしたそうです。全国に奈良の柿の葉ずしを広めるためには、生のままではデリバリー的に難しい。そこで、冷凍柿の葉ずしの研究を始められたわけです。

誰が解凍しても失敗のない自然解凍で、柿の葉ずしの味や品質を損ねない。そんな冷凍技術を求めて、最終的にたどり着いたのがプロトン凍結だったのです。

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